米国最大規模の作曲コンペティション "International Songwriting Competition 2018"ジャズ部門において、審査員特別賞を受賞!
現代のジャズ界における革新的と保守的の間、録音におけるデジタルとアナログ、様々な場面で生まれるParadox(逆説)的なもの。今作のリリースにあたって、橋本芳はそれらに迫り《どんな状況下にあろうとも音楽を続け、感動を届けること。それが音楽家にとって宿命だと思って製作に励みました》と語る。アート・テイタムを思わせる美しいタッチから始まり、突如高速コンテンポラリーを展開するタイトル曲1:Paradoxを聴けば、その気迫を十分に感じていただけることだろう。
Playwrightレーベルでもお馴染みの島裕介共同プロデュースによって全曲オリジナル、幅広い音楽性で聴かせる今作には、逆説的なものに挑戦すべく今の時代に生まれた楽曲が溢れている。混沌とした世界に見出した一筋の光。それを追い求める一人のピアニストの生き様がここにある。